不要な業務用コピー機を処分する時のポイント

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業務用コピー機は、使っていればいつかは不要になります。ただコピー機はそのまま燃えないゴミとして捨てたりは出来ませんので、規定の方法で処分しなければなりません。業務用コピー機はどのように処分すればいいのでしょうか?

業務用コピー機が不要になったら

まず業務用コピー機は、家電リサイクル法の対象ではありません。このためにリサイクル料金では処分できず、規定の業者に回収を依頼して、有料回収となる場合がほとんどです。もちろん不要になったからと言って、ゴミ捨て場に持っていっても処分してくれません。ゴミ捨て場に捨てると不法投棄となります。お住まいの自治体でも回収してくれるところはありますが、もしも自治体で回収してくれないとなると他の方法を使わないとなりません。あらかじめ自治体に確認しておくと良いでしょう。

業務用コピー機は機種によっては30kg以上も重さがありますので、簡単に捨てにいくというのは難しいものです。抱えて持っていくというのも大変でしょう。不要になった場合は、回収してくれる業者に来てもらって、回収してもらうのは一番楽な方法です。まだ使えるコピー機だと買い取ってくれるケースもありますが、使えない状態だと有料回収の場合が多いです。

また、コピー機には業務用だとトナーやドラムを使っている機種も多いです。このようなトナーなどは専用の回収ボックスなどで回収しますので、コピー機を処分する前に、取り外して家電量販店やメーカーなどに持っていきましょう。

どこで回収してくれる?

不要になった業務用コピー機を回収する方法には、以下のようなものがあります。

メーカーに依頼

メーカーによっては、回収しているところもありますので、買ったメーカーに確認を取ると良いです。ただしメーカーではあまり不要な業務用コピー機の回収は行っていないことが多く、その場合は他の方法を探すことになります。もしもメーカーで回収してくれるとなれば、有料回収でありお金がかかります。

リサイクル業者に買取を依頼

業務用コピー機が壊れておらず、まだ使える状態だとリサイクル業者で引き取ってもらえるケースが多いです。業者のサイトには、各種コピー機はいくらで買い取ると掲載していることもあるので、見てみると良いでしょう。買い取ってもらえるかわからないときでも、査定に出せます。最悪の場合は無料で引き取りという形になります。オフィス機器は壊れにくく、長く使っていてもまだまだ使える場合が多いので、リサイクル業者で引き取ってもらえるケースが多いです。リサイクル業者のお店などに持っていくのが難しいというなら、会社まで来てもらって査定してもらいましょう。

不用品回収業者に依頼

電化製品やオフィス機器など、なんでも回収してくれる不要品回収業者に依頼するという方法もあります。近くに業者がいれば電話一本で回収に来てくれます。出来るだけ早く処分したいときは、不要品回収業者に依頼するのが良いです。使える状態だと買い取ってくれることもあり、そうでなくても無料回収してくれるケースもあります。場合によっては有料回収となります。

産業廃棄物として処分

リサイクル業者や不要品回収業者で回収してくれないような状態のコピー機は、産業廃棄物として、専用の業者に処分を依頼します。産業廃棄物として回収を依頼する場合は、それなりのお金がかかり、業務用コピー機だと1万円以上と予算を見ておけばいいでしょう。状態が悪く動かないというようなコピー機は、リサイクル出来ないことが多いので、最終的には産業廃棄物として出すことになります。

処分する時の注意点

業務用コピー機を処分するときは、まずはトナーなどを取り外しておきましょう。トナーが付いている状態だと回収してくれない場合があります。取り外せたら、別途専用の回収ボックスなどに送るようにします。

また、印刷データは一時的に残っていることがありますので、社外秘のデータなどが残っているならデータを消去した方が良いです。データを消去する場合は、データの初期化をすればすべて消去されて無くなります。万が一それでもデータが外に出ないか心配というような方は、コピー機はリサイクル業者などに回収を依頼するのではなく、産業廃棄物業者に粉砕して廃棄してもらうのが良いでしょう。リサイクルなどに回すよりは、この場合はお金はかかりますが、物理的に壊すので安心です。

不要品回収業者など有料で回収する業者に依頼するときは、回収料金が不明な業者は、高い金額を請求しているところもあります。事前に見積は取った方が無難です。

業務用コピー機を処分するなら、ゴミとして捨てられないので、リサイクル業者などに買い取ってもらうか、不要品回収業者や産業廃棄物業者に有料回収してもらうか、などの方法になります。あまり状態の良くないコピー機だと回収にお金がかかってしまう事が多いので、処分費用がかかることを覚えておきましょう。

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